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Arrows の日々をお届けしています。
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今シーズン、RE-05D TYPE-Aを使ってTC2000、TC1000でレース&タイムアタックをしました。 TC2000で4回、TC1000で3回ほど走ったので使ってみた感想を書いてみたいと思いますよ。


2015年7月に86/BRZレース用の215/55R16が発売。 2016年10月に265/35R18がラインナップされてから2年以上が経過していることもあり、雑誌やインターネットなどで色々と情報も出ていますね。 RE-71Rと比べ「簡単に好タイムが出せるタイヤ」であることは確かですが・・・一方でRE-05Dの「性能を十分に発揮させるのは難しいタイヤ」ということが分ってきました。


冷えた状態でのグリップが低くタイヤが温まると高いグリップを発揮するところは他のハイグリップラジアルと同じですが・・・その差が非常に大きいのがRE-05Dの特徴です。 また、最大グリップを発揮している時間(距離)が短いのも特徴で、タイヤカスが付きやすいのが原因の一つのようです。


冬場のTC2000の場合、コースイン直後1周目は特に注意が必要で、少しでも気を抜くとスピンモードに陥ってしまいます。 2周目に入っても1ヘアまでは危うい感じ。。。 ダンロップコーナー辺りでグリップが出てきたのを感じながら、バックストレートから加速して最終コーナーへ飛び込んで行くのですが・・・「アタックに必要なだけのグリップが本当に出ているのか?」「この速度で侵入してコーナーの外へ吹っ飛んでいかないか?」という不安を毎回感じずにはいられません。


アタックに入る前のSec3が11.242秒と遅いのはその不安の表れ。 最終コーナー(Sec3)でスピードが乗らないため、アタック周のSec1のタイムもベストとはなりません。 アタック2周目はSec1こそベストを刻むものの、Sec2で早くもタイヤがタレ始めている(タイヤカスが付き始めている)のが見て取れます。 つまり・・・タイヤのグリップが出てきたことをしっかりと確認してからでは、アタックのタイミング的には遅いということになり、これがRE-05Dの最も難しいところと言えます。

この時季RE-05Dの性能を最大限に発揮しようとするのであれば、タイヤウォーマーを使って予めタイヤを温めておき、タイヤカスが付かないうちにアタックを終了させる必要がありそうです。 そうすればあとコンマ数秒タイムを短縮できるかもしれませんね。。。 



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