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Arrows の日々をお届けしています。
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4日(土)、5日(日)と GAZOO Racing 86/BRZ Race Round 4(富士スピードウェイ)に出場した白石選手(139号車)のサポートに行ってきました。 白石選手が参戦するクラブマンクラスは79台がエントリー。 決勝は上位 45位までが A決勝へ進出、46位以降が B決勝となります。

4日(土)の予選は 1組と 2組に分かれて行われ、白石選手は予選 1組 27位で B決勝へ。 決勝レースが行われた5日(日)は生憎の雨。 7番グリッドからのスタートで表彰台に期待が掛かりましたが・・・残念ながら途中リタイヤとなりました。。。

次回のレースでは、完走目指して頑張りましょう!!



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今週末、 GAZOO Racing 86/BRZ Race Round 4が富士スピードウェイで行われます。 Arrowsからは、クラブマンクラスに白石選手が 139号車(C&T Arrows μ86R)でエントリー。 初めてのレースですから、まずは予選通過目指して頑張りましょう♪

ということで・・・6月4日(土)、5日(日)の2日間、白石選手のサポートのため Arrowsをお休みします。 ご来店予定のお客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします♪



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フォースギア ベアリング インナーレース(写真左)です。 86/BRZのミッションではこれもよく話題に上がりますね。 一般的に「カラー」とか「スリーブ」と呼ばれていますが、正式には「フォースギア ベアリング インナーレース(以下、インナーレース)」と言うようです。



通常、ギアとシャフトの間には写真のようなニードルローラベアリング(写真は2速ギア)が使われています。 インナーレースも「ベアリング」の役割をしており、4速にシフトするまでギアはシャフト上(正確にはインナーレース上)を空転しています。 逆に言うと 3速もしくは 5速にシフトチェンジした時、4速ギアはシャフト上をスムーズに空転しなければなりません。



ところが・・・サーキット走行などミッションオイルの温度が高温になる状況下で油膜切れを起こしてしまうのか、インナーレースと4速ギアとの摩擦が大きくなりスムーズに空転しなくなってしまいます。 その状態で3速または5速へシフトしようとすると、2重噛みのような状態になるためシフトの入りが悪くなり・・・最悪、ミッションブローすることもあるようです。



左から新品、約29,000㎞走行後、約45,000㎞走行後のインナーレースです。 4速ギアの内側と接触する面の摩耗具合が分かっていただけるかと思います。 趣味で月1~2回サーキットを走るといった使い方であれば、新品の純正部品に交換するだけで十分だと思いますが・・・レースやサーキット専用として使う場合、インナーレースに WPC加工などをして摩擦摩耗特性を向上さるのが良いかもしれません。



これが約45,000㎞走行後の 4速ギアの当り面です。 焼き付きなどは起こしていませんが、この状態でもインナーレースとの摩擦が大きくなっているようで、4速への入りも悪かったとのことです。

15,000㎞でミッションオーバーホールした Arrows 86も、もう暫くすると2回目のオーバーホール時期を迎えます。 次回は WPC加工やオイルブッシュの打ち替えなどを行い、良い結果が得られた部分に関してはお客様へフィードバックしたいと思います。



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