Arrows の日々をお届けしています。
走行中の異音が気になるということで、昨日からVir号のデフオーバーホール作業を開始しましたよ。 話の内容から、不具合箇所はおおよそ見当がついたのですが・・・本当にそこなのかは蓋を開けてみなければ分かりません。 今後の使い方や予算を伺い、純正デフに戻すことも視野に入れて作業を開始することになりました。
デフを降ろしてカバーを外したところで、この作業は一時中断。 何故かというと・・・
午後から雨が降る前に、もう一台の作業をやってしまいたかったからなんですよ。。。 デフのオーバーホールは室内で出来ますからね。(笑)
で・・・やってしまいたいというのは、このクルマ。(笑) 先日のプロアイズTC2000走行会で、1分3秒926を記録したSam号です。 ノーマル2Lエンジン&ラジアルタイヤでこのタイムってスゴクね? エアコン&オーディオ付きでこのタイムってカッコ良くね? しかし・・・またまた壊れ(壊し?)ちゃいました。。。(苦笑)
↑ イメージ図 ↑
何が壊れたかというと・・・クラッチレリーズフォークが外れちゃいました。(汗) もちろん、クラッチが切れなくなってしまったため動けません。。。 レリーズフォークがクラッチケースの中で折れた? 去年、リビルトミッションに載せ換えた時、クラッチ周りを新品パーツに交換したばかりなのに・・・???
とにかく、雨が降り出す前にミッションを降ろして原因をハッキリさせますよ。
周辺パーツを外していき、ミッションを降ろしてみると・・・
↑ 写真上:他のエスから外したレリーズフォーク 写真下:Sam号のレリーズフォーク ↑
外れたときにできたと思われるキズがついていたものの、レリーズフォークは折れてませんでした。 ベアリングにあたる部分も、ほとんど磨耗していません。
クラッチケース内もレリーズフォークによるキズが多少あるものの、問題はなさそうです。
クラッチ側を見てみると・・・ををを!!!(汗)
レリーズベアリングが!?(大汗)
クラッチカバーを外してみると、クラッチディスクのダンパースプリングが外れていましたよ。(涙) ダンパーズプリングとクラッチカバー裏側のキズの状態から・・・外れたダンパースプリングがクラッチディスクとクラッチカバーの間に噛み込んでクラッチカバーの板バネを押し上げ、クラッチを切った時にレリーズベアリングが板バネの先端から抜けてしまったということのようです。。。 何故ダンパースプリングが外れてしまったのかは謎(不良品?)ですが、かなりのレアケースだと思います。
いよいよ雨が降ってきました。 丁度良い時間なので、昼食をとってVir号の作業を再開します。
デフをバラして、各部をチェックしていきます。
やはり・・・写真では分かり難いですが、デフケースに結構深いディスクの爪が当ったキズがありました。 デフが作動する時にディスクの爪がこのキズに引っ掛かって音が出ることがあります。 メーカーに送って研磨してキズをなくすことも出来るそうですが、あまり深いものだと出来ない(クリアランスが広がりすぎる)ということで・・・Virさんと相談した結果、純正のデフに戻すことになりましたよ。スポンサードリンク