マフラーカッター

先日、NDロードスター用マフラーカッターをご購入いただいたお客様からメールをいただきまして・・・「装着したら、かなり後方へ出っ張ってしまった」とのこと。　メールを読ませていただくと、下の写真のような状態で装着されていらっしゃるようでした。

マフラーやマフラーカッターの個体差もあり、上の写真のような状態でもしっかりと固定される場合もありますが・・・V字のツメを変形させてマフラー外周（排気管外周）に喰い込ませるように、さらに奥へ強く押し込むのが正規の取り付け方となります。

ツメを変形させるため、押し込むにはかなりの力が必要になります。　また、フラー外周（排気管外周）にキズが付いてしまう場合がありますが・・・ご購入いただいたお客様には、安全のため今一度装着状態をご確認いただければと思います。

もう一つ、マフラーカッターに関して・・・今まで、あまりクルマに詳しくないというお客様から「どうして、こういう色が付いているんですか？」というご質問をいただきました。　これは、レーシングカーなどで使われているチタンマフラーの雰囲気を出すために、こういった焼き入れをしています。

上の写真は Arrows 86に装着しているチタンマフラーです。　チタンは鉄やステンレスなどに比べとても軽いため、速さを競うレーシングカーなどのマフラーなどに使われることが多い素材です。　また、高温になる部位に使用した場合、写真のような紫色に変色するのがチタンの特徴です。　ただし、見た目だけで使うには非常に高価なのがネックでして・・・レーシングカーなどに使われているチタンマフラーの雰囲気を気軽に楽しんでいただくため、ステンレス製のマフラーカッターにチタン風の焼き入れを施しています。

NDロードスターの純正マフラーは、スポーツカーらしいエキゾーストノートに調律されていて、サーキットでタイムを削るなどという使い方をしなければ、これで十分（というか、ある意味、これ以上のストリートマフラーが作れるのか？）と思えるほどの出来栄えだと思います。　そう思われるお客様が多さが、マフラーカッターの人気に繋がっているのかもしれませんね。



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