忍者ブログ
Arrows の日々をお届けしています。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7

ND5RC用 Arrowsサスペンションキットのロアシートです。 車高調整する際、ロックボルトを締めすぎてネジをダメにしてしまったということで、エナペタルさんにお願いして新品を取り寄せました。 ロックボルトは力一杯締めなくても、ロアシートが手で回らない程度でオッケーですから、作業する時は気を付けてくださいネ♪

ところで、新品なのに一部アルミ素地が見えているのはレスポンスの良い 60Φスプリング(ベステックス製)を組み合わせるために切削したからなのですが・・・同じレートのスプリングでも「径」や「自由長」で反発力が変わることをみなさんご存知ですか? 例えばステアリングを切った時、「径」が小さく「自由長」が短いスプリングのほうがシャープな動きになります。 ダルな動きにしたい場合はその反対のスプリングを選ぶことになりますよ。

最近流行り?の「高反発スプリング」や「低反発スプリング」といったものは、さらに「巻数」や「線径」「材質」を変えることによって、その特性を出しています。 どういったスプリングを選ぶかは、クルマをどう使うかで決まります。 Arrowsではベステックス製スプリングを中心に使用用途に応じた「径」や「自由長」のスプリングでセッティングを行っています。 足回りでお悩みの際は是非 Arrowsにご相談ください♪



スポンサードリンク

拍手[0回]

今日は Arrows 86と Arrows NDロードスター RFのテストをしに TC1000へ行ってきました。 Arrows 86はリアのリバンプストロークを伸ばしたことによるタイトコーナーでの動きのチェック、Arrows NDロードスター RFは前後スプリングレートをアップさせた時の動きをチェックする予定でした。 

Arrows 86はベストタイムの更新も狙っていたのですが、前日に降った雨が乾ききらず路面はウェット。。。(涙) 乾くのを待ってから・・・というのも考えたのですが、思っていたよりも気温が高くなってしまったため、Arrows 86の走行はキャンセル。 


Arrows NDロードスター RFは、先日の走行と同じ F:8kg/mm、R:6㎏/㎜のスプリングで走った後、F:10kg/mm、R:8㎏/㎜のスプリングに交換。 結果、安定感とコントロールの向上が確認できました。


タイムは 40秒739で先日の 40秒783を上回るものの僅かな差でしたが・・・1ヒート中に 40秒台に 3回入った(先日は 1回のみだった)ことから、今回のセットを採用することにしました。 今後はさらなるセットアップを行い、より速いタイムを目指します!!





スポンサードリンク

拍手[0回]

昨日、アクセルペダルオフセットプレートを買いに来たBRZのお客様に「Arrowsさんの車高調のバネは何キロなんですか?」と聞かれました。 「フロント10キロ、リア12キロです」とお答えしたのですが・・・真似をして他メーカーのショックに同じ硬さのスプリングを組んでも速く走れるようにはなりませんよ。

「アンダーステアが強いので何とかしたい」ということでしたが、原因はスプリングレートだけとは限りません。 例えば昨年末にアンダーステアに悩まされた Arrows 86の場合、ショックが抜て正常な減衰力が出ていなかったことが原因でした。 後日、オーバーホールしたショックで走らせたところ、同じようなコンディションの TC1000で 0.347秒速いタイムを出すことが出来ました。 同じレートのスプリングが組んであっても、ショックの減衰力が適正でなければこれだけタイムが変わってしまいます。 構造や減衰力のセッティングが違う他メーカーのショックに組んだ場合も同じようなことが言えます。 他にも車高バランスやアライメントが関係しますから、闇雲にスプリングだけ変えてもアンダーステアが消える可能性は低いと言えます。


また「リアのバネを固くしたほうが良いんですね」と言われることがあるのですが・・・クルマの仕様が違うのに、ただ漠然とリアを固めても良い結果は得られません。 Arrows 86のリアスプリングが固いのは Arrows 86の仕様に合わせた結果であり、速く走らせるためにはそれぞれのクルマの仕様(タイヤサイズや LSDのセッティング内容、GTウイングの有無など)に合ったスプリングが必要となります。 Arrowsはサーキットで数多くのテスト走行を実施し、クルマの仕様を変えながら適正なスプリングレートをデータとして残していますが、必ずしもリアのスプリングが固くなるわけではありません。 


LSDに関しても「1WAY/1.5WAY/2WAYのどれを選べは良いのか?」というだけの話ではなく、タイヤやサスペンションに合わせて「トラクションを上手にかけられるセッティングが出来ているかどうか?」が重要なポイントとなります。 そこで・・・先日のブログにも書きましたが・・・イニシャルトルクやロック率、変更できるのであればカム角も併せたセッティングを行う必要があります。

メーカーによって LSDの構造(プレートの径や枚数、イニシャルトルクの掛け方、カム角など)が異なりセッティングの仕方も違うので・・・そのメーカーに精通した(セッティングデータを豊富に持っている)ショップでセッティングしてもらうのが、クルマを速くする近道になります。


Arrowsではパワークラフト製エキマニ&メタルキャタライザーをお勧めしていますが、これもただ装着しただけではその性能を十分に発揮することが出来ません。 ECUで燃調や点火時期を適正化することで、本来持っているパワーとトルクを引き出すことが可能になります。 Arrowsのハイパフォーマンス ECUは、パワークラフト製エキマニ&メタルキャタライザーのみ(エアクリ&マフラーはノーマルのまま)で TC2000のバックストレートの計測地点を 160㎞/hオーバーでマシンを走らせることが可能です。 もし 160㎞/h出ないなら、ECUのセッティングを見直したほうが良いかもしれません。。。



少し話が長くなりましたが・・・どのパーツも装着しただけではその性能を十分に発揮することはできません。 パーツの性能を最大限に発揮させるには、多くのデータに裏打ちされた的確なセッティングが重要になります。 キチンとセッティングが取れたクルマは、少ないパーツでも確実に速く走るようになります。 Arrowsには、無駄なパーツを省き低コストでクルマを速く走らせるノウハウがあります。 これからチューニングをお考えの方は、是非一度 Arrowsにご相談ください。




スポンサードリンク

拍手[1回]

[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7
PR
Template by Crow's nest
忍者ブログ [PR]