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Arrows の日々をお届けしています。
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昨日、86レーシングと NDロードスターを筑波サーキット(TC1000)で走らせてきましたよ♪


前日の天気予報では、朝には雨が止むはずだったのですが・・・小雨がダラダラと続き、ドライで走れたのは午後になってからでした。。。(涙) まぁ、その間に色々と準備ができたので良しとしましょう。


来年から GR(GAZOO Racing)86/BRZ レースに参戦予定の 86レーシングです。 FSW(富士スピードウェイ)に持ち込む前に各部の測定&アライメント調整を行い、車高調の減衰力のセット出しをするのが今回のメニュー。 コースコンディションがイマイチでしたが、良いデータが取れたと思います。 次回は、FSWで本格的にテスト開始です♪


さてさて、NDロードスターがサーキットデビューしますよ♪ 今回のメニューは・・・

① 基礎体力テスト

フルノーマル Sグレードのラップタイムを計測します。 今回の目標(希望?)タイムは、気温や路面コンディションを考慮して 46秒台。 このタイムが出れば、今後のチューニングも楽しくなりそうです。 TC1000を走ったことがない人に豆知識・・・フルノーマル 86 Gグレードのタイムは 45秒284でした。


② 純正リアスタビの効果の確認

S-SP(Special Package)や S-LP(Leather Package)の上級グレードに標準装備されている純正リアスタビを Sグレードに装着して、ラップタイムがどれだけ変わるかをチェックします。 乗り味が異なる理由としてリアスタビがあげられることが多いですが、実際何がどう変わるのか?もサーキットで限界チェックします。


フルノーマル Sグレードの1本目!! 雨も止んで、コース上はドライ。 DSC(ダイナミック スタビリティ コントロールシステム)はオフ。

1コーナー・・・3速全開から、かなり強いブレーキングをしてもクルマの姿勢は安定しています。 脚が柔らかいので、ブレーキを強く残したままだとリアタイヤがブレークしてしまいます。 ブレーキを残すまいと急激にブレーキを抜くと・・・これまた、リアタイヤがブレーク。 しかしながら、どこかへ飛んで行ってしまうような怖さはありません。

1コーナー進入後、アクセル全開で2コーナーへ・・・CP(クリッピング ポイント)付近で不安定な挙動になり、アクセルを少し抜いて通過。 その後はアクセル全開。

3コーナーのヘアピン・・・車重が軽いので、86よりもクルマ一台分奥からブレーキを踏んでも止まります。 ブレーキの残し方で姿勢も自由自在。

インフィールド 複合 5-6コーナー・・・インベタラインで進入してもアンダー出ません。 フロントのグリップに頼ってリアをスライドさせ、そのままクルマの向きを変えてしまいたいのですが、変わりません。。。 内側後輪が空転してしまっているのが原因のようです。 LSDが入っていないので、仕方がないですね。

洗濯板(広い縁石)・・・左から右にステアリングを切って進入。 出来るだけ真っ直ぐ進入するように心掛けるもブレーキングでリアが不安定に。 進入速度が速いと、縁石を乗り越えた後にリアが流れてしまいます。

最終コーナー・・・アクセルオフで向きを変え、速めのアクセルオンで立ち上がります。 イン側の縁石を踏んでも姿勢が崩れないので、ガッツリ踏んでいきました。


クルマの挙動を確かめながら、14周目に出したタイムが 46秒836。 小雨が降り始めましたが、路面に大きな影響はなく、とりあえず目標タイムをクリアー♪


1本目の走行終了後、純正リアスタビを装着!! 



注目の2本目!! 1コーナー・・・ブレーキングでの安定感が向上。 リアタイヤがブレークしても収まりが良いので、アクセルオンのタイミングが早くなりました。

2コーナー・・・クリップ付近での不安定感は残るものの、アクセル全開で抜けることが可能に。 若干アンダー気味に立ち上がっていく感じ。

3コーナーのヘアピン・・・直線的にブレーキングするためか、ハッキリした違いは感じられず。

インフィールド 複合 5-6コーナー・・・今回、一番違いを感じられた場所です。 内側後輪の接地性が向上し空転し難くなりました。 おかげでクルマの向きも変えやすくなりました♪ そうはいっても、LSDが入っていないので・・・欲張ってアクセルを強く踏みすぎると、空転してアンダーが出てしまいます。 純正のトルセンでもそこそこいけると思いますが、タイムを狙うのならやはり機械式のLSDが欲しいところですね。

洗濯板(広い縁石)・・・安定感が向上!! スタビなしよりも奥でブレーキを踏むことができます。 速い進入速度でも、縁石を乗り越えた後にリアが流れ難くなりました。

最終コーナー・・・スタビなしでもしっかり向きが変えられるコーナーということもあって、大きな変化は感じられずでした。


総じて・・・リアスタビを装着することで、ブレーキング時の安定感の向上と、インフィールドでのトラクションの向上を確認!! その結果、TC1000で 1秒近くタイムアップの 45秒854を記録しました!! 


これって、マジで凄いよね!! 純正タイヤと同サイズのハイグリップラジアルを履かせたくらいのタイム差だもんね♪ Sグレードのオーナーの皆さん、もう迷うことはないです!! 明日、ディラーヘ行ってリアスタビを注文しましょう♪ 装着しない理由はありませんよ!!

それにしても・・・NDロードスター、なかなかやりますな♪ 純正のままでも 2度前後つくキャンバーをサーキット用にセッティングしたり、純正タイヤの適正な空気圧を調べたりすれば、さらにタイムが縮まる可能性は大ですね。 もうちょっと、このまま頑張りたいところですが・・・チューニングが進まなくなってしまいますから、残念ながらノーマルでのタイムアタックはここで終了です。

次はお待ちかねの車高調を作りますよ。 みんな、待っててね~♪



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