「S2000 ストリートチューニング最速戦」への道（その２）

8月13日（最速戦13日前）は、プロアイズさんの FSW走行会でした。
本当は Arrows号でお客さんと一緒に走りたかったのですが・・・クルマがないため、断念せざるを得ません。
8月15日踏みッパさんの日光走行会も、同乗ドライバーとして呼ばれていたのですが、こちらもお断りさせていただくことにしました。。。
ご迷惑をお掛けした皆さんには、大変申し訳ございませんでした。


DANDYさんには無理を言って e-manegeでセッティングをお願いしました。
これは Supercharger（SC）を現車合わせする場合、お客さんになるべく金銭的負担が掛からないようにと考えたからななのですが・・・そのままではセッティングの範囲を超えてしまっていることが判明。
何とかセッティング出来る状態にまで持っていき、ダイナパックでセッティングを開始したところで、またもやオイル漏れ。。。
漏れたオイルでベルトが滑りブーストが掛からないため、ノーマル並みにパワーが落ちてしまいました。
オイル漏れを直さなければセッティングが出来ないということと、最速戦が迫っているということで、一旦元の状態に戻すことに・・・。

DANDYさんから「当日走れなくても恥ずかしいことはない。　ただ、その日に間に合わなかっただけのこと。　クルマを壊したり酷い走りをしてしまうほうが問題。　担当者にきちんと事情を説明して、置き撮りだけしてもらえば良いのでは？」とのアドバイスをいただく。


8月24日（最速戦2日前）、再度 SCを取り降ろしオイル漏れ箇所を確認してみるものの、はっきりとした漏れ箇所は確認できず。
オイルの溜まっている部分（SC本体上部）から、今までとは違う箇所からの漏れと考えられるが・・・SC本体のケース合わせ面や、シャフトシールだとすると万事休す。。。
とりあえず、考えられる箇所に出来るだけの対策を施し、この日は終了しました。


8月25日（最速戦前日）、クルマの準備を開始。
当日が雨の予報のため、それに合わせてスプリングを交換。
アライメントを取ろうとすると、フロントロアアームの付け根に問題が・・・急遽、鉄板を溶接してアライメント調整。
走行チェックをするものの、いまいちしっくり来ないため、再度アライメントを調整。
オイル漏れは・・・大丈夫そう。。。
その後、ブレーキパッド＆オイルを交換。


あとは、当日オイル漏れしないことを祈るだけです。 スポンサードリンク

「S2000 ストリートチューニング最速戦」への道（その１）

6月12日に Supercharger（SC）を取り付けてから2ヵ月半、Arrows号は6回のオイル漏れを経験してきました。
漏れる箇所は主にエンジンから SCへのオイルフィードラインで、エンジンや SCに取り付くアダプターのネジ部からでした。


7月中旬、Hot Version編集部から「S2000 ストリートチューニング最速戦」への出演の依頼を受けたものの、それ以降もオイル漏れは止まりません。。。
当初、ネジ部のシール方法にオイル漏れの原因があると考え、色々とシール方法を変えてみましたが解決には至りませんでした。
（万全を期すつもりで、漏れていない部分のアダプターも全て取り外し、シールし直したのですが・・・ネジ部がテーパー状になっているため、度重なる脱着が新たな漏れの原因になったのかもしれません。）


そんなことをしているうちに8月（最速戦26日前）に入ってしまったため、根本的な対策が見つからないまま、コンピュータセッティングでお付き合いさせていただいているDANDYさんに 8月10日（最速戦16日前）からクルマを預ける予約をしました。


ところが、またもやオイル漏れ。。。
急いで修理をするものの、度重なる脱着で SCに取り付く真ちゅう製のオイルフィードノズルが折れてしまいました。
急遽アメリカから強化パーツ（ステンレス製）を取り寄せることにしましたが、パーツの到着が8月11日（最速戦15日前）の夜・・・。
Arrowsは隣がアパート＆一軒屋に囲まれているため、夜間の作業が出来ません。。。
そこで、8月12日（最速戦14日前）朝から作業開始。
オイルフィードノズル以外のアダプター5個も全て新品部品に交換し、2日遅れで DANDYさんに Arrows号を納車しました。。。 スポンサードリンク

VTEC CLUB “S2000 ストリートチューニング最速戦”

まず最初に・・・お手伝いしてくださった皆さん＆応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
また、Arrows号をドライブしていただいた井出選手には、厚く御礼申し上げます。



で、結果なんですが・・・残念ながら、オイル漏れで予選リタイヤでした。。。（涙）

実はSupercharger（SC)を取り付けてからというものの、オイル漏れとの戦いでして・・・漏れるたびに対策をするものの、違う場所から漏れてしまうという状態が続いていたんですよ。
そして今回、SC本体（プーリーのシャフト・シール？）からオイルが漏れ出した結果、プーリーとベルトが滑ってブーストが掛からなくなってしまいました。
大幅なパワー・ダウンにより本来の走りが出来なくなってしまったのと・・・それよりも何よりも、オイルを路面に撒き散らすのは非常に危険なため、不本意ながら予選でのリタイヤを決断しました。。。（大涙）

何とかトラブルを克服したいと思う反面、こちらでは手の施しようのないトラブルの発生に正直かなり凹んでいます。



今日はこれ以上書く気になれないので、明日詳細を報告したいと思います。
はぁ～。。。（溜） スポンサードリンク