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Arrows の日々をお届けしています。
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ファイナルギアって、どうやって選んでますか? 初めてサーキットを走る初心者だけでなく、86/BRZに乗る前からサーキットを走っていたという中・上級者でも、迷われていらっしゃる方が多いようです。



例えば、Arrows号で筑波サーキット(TC1000)を走る場合(←ここ重要)・・・ノーマルECUであれば 4.3ファイナル、レブリミットを 8,000rpmに引き上げたハイパフォーマンスECUなら 4.5ファイナルを使うとタイムを出しやすいです。

なぜ、ECUでファイナルのギア比が違うのかというと、ホームストレートエンド(1コーナー手前)を3速で引っ張りきれるから。 ノーマルECUで 4.5ファイナルを使うと、3速が完全に吹け切ってしまいます。 4速にシフトアップしても駆動力が途切れる一瞬のタイムロスと加速の鈍さから、タイムアップは望めません。。。 そこでハイパフォーマンスECUでレブリミットを 8,000rpmまで引き上げ、3速で引っ張りきれるようにするわけです。

ところが・・・



「あるタイム(←ここ秘密)」から上を狙おうとすると、レブリミットを 8,000rpmまで引き上げたハイパフォーマンスECUを使っても 1コーナーの遥か手前で 4.5ファイナルが吹け切ってしまいます。 4速にシフトアップしてもタイムアップしません。。。

そこで・・・4.5ファイナルを 4.3ファイナルにハイギアード化すると、その先のタイムが狙えるようになってきます。 ただし、ハイパフォーマンスECU(8,000rpmレブ)と 4.3ファイナルの組み合わせが有効なのは「あるタイム(←ここ秘密)」を超えてくることが出来るクルマにに限ります。

「あるタイム(←ここ秘密)」を超えてこれないクルマの場合、4.5ファイナルのほうが加速が良い分タイムが出ます。 つまり・・・「空走距離の短さ(4.3ファイナル)」と「加速の鋭さ(4.5ファイナル)」を天秤にかけて、どちらを選ぶか?ということになります。


「Arrows号で筑波サーキット(TC1000)を走る場合(←ここ重要)」としたは・・・上に書いた内容が全ての86/BRZに当てはまるわけではないから。

ストレートエンドでのスピードは最終コーナーの脱出スピードがカギになりますから・・・タイヤサイズやサスペンションセッティングなど、トラクションがしっかり掛かるクルマであることがこの話の大前提となります。

ファイナルギアの話が中心となってしまいましたが・・・結局、クルマはトータルバランスが重要なんですね。 

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みなさん、オイル交換はお済ですか!? 年を越す前にオイル交換をしましょうね♪

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以前のブログで、Arrows号のインボードベアリングのケージが粉砕したというのをご紹介しましたが・・・最近、走行会などで同じような壊れ方をする 86/BRZを見掛ける機会が増えました。 使い方にもよりますが、早ければ1万キロで壊れてしまうので何とかしたいところです。

早期に壊れる原因については、グリスの量が少ない、グリスの質が悪い、マフラーの熱の影響など色々と言われていますが、今現在ハッキリとは分っていません。 個人的には VSCの介入が原因だと考えていますが、残念ながらこれもハッキリとはしていません。





しかしながら、手をこまねいているわけにもいかないので、簡単に出来る(コストが掛からない)対策から始めています。 これでどれくらい寿命が延びるか現在テスト中です。 ハッキリとした効果が出れば、またブログで紹介したいと思いますが・・・少しでも早く対策をしたいというお客様は、Arrowsまでメールまたはお電話でご相談ください。


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