Arrows の日々をお届けしています。
BRZ tSのオイル& LLC交換と RECS施工をさせていただきました。 ありがとうございます♪ 早速、オイル交換しようと思ったら・・・フィラーキャップがオイルブロックと干渉して回りません。。。 どうやら、オイルブロックが回ってしまったようです。(汗)
このクルマには Arrowsのオイルストッパーが装着されていました。 オイルストッパーは、オイルフィルターの周り止めが本来の役目ですが・・・サンドイッチタイプのオイルブロックを使っている場合、センターボルトの周り止めの役割も果たします。 手前味噌になってしまいますが、危機一髪のところで火災を逃れたのはオイルトッパーのお陰ですね。。。
スポンサードリンク
イモラオレンジが綺麗な S2000のブレーキキャリパーをオーバーホールさせていただきました。 ありがとうございます♪
使い込んだ感のあるキャリパーですが、前後共にダストブーツは破れていませんでした。 S2000のダストブーツは、すぐに破れてしまう 86/BRZのダストブーツとは明らかに材質が違う感じがします。 S2000はゴムっぽくて、86/BRZはプラスチックっぽいと言えばイメージしやすいでしょうか。
降ろしたキャリパーを全てバラして、パーツを一つ一つ洗浄台で洗っていきます。 洗浄液の下にたくさんの汚れが溜まっているのがお分かりいただけるでしょうか。 軽く流してもこれだけの汚れが落ちます。 ピストンやシリンダーの間に汚れが入り込むと、交換したばかりの新品のシールを傷つけフルード漏れの原因になってしまいます。 徹底的に汚れを洗い流すのは、オーバーホールで一番重要な作業です。
ダストブーツは破れていなかったため、ピストンにザビは出ていませんでした。 しかし、汚れはご覧の通り。 手で触ると凹凸が分かるレベルです。
頑固な汚れもしっかりと洗い流します。 メッキ部に擦れた跡が若干見受けられますが、問題なしと判断し再使用します。
ダストブーツが破れたまま使っていると、雨水が入ってピストンにサビが発生することがあります。 サビが発生するとピストン表面に凹凸ができてしまい、ピストンを再使用することが出来なくなってしまうので要注意です。(写真は他のクルマのピストン)
こういった金具も・・・
しっかり汚れを落とします。
汚れ落としが一番面倒な金具も頑張って洗浄します。
シール類を全て交換して各パーツを組み立てて完成です♪
サーキットを走られるということで・・・キャリパーオーバーホールついでに、ブレーキホースも APPのステンメッシュホースに交換していただきました♪
よく質問されるコレ↑は、フルード漏れがないか確認するためのパウダースプレーです。 フルードが漏れるとパウダーが湿って色が変わるので、フルード漏れを発見しやすくなります。 場所が場所だけに確実に漏れていないことを確認することが重要です。
スポンサードリンク
実は、昨日のブログには続き?がありまして・・・作業中、左側のドライブシャフトのロックナットが緩んでいるのを発見しました。 S2000ではよく見掛けましたが、86/BRZでは初めてです。
ちなみに、右側は・・・
こんな感じで、大丈夫でしたよ。
とうことで、トルクレンチを使って締め直したのですが、ほとんど締まらず。。。 ドラシャか何かを交換した時、ロックナットを再使用したのかな?と思い、お客さんに確認するもそのような記憶はないそうで・・・とりあえず、次の作業者が「!」とならないようトルクを掛けた位置でカシメてマーキングをしておきました。 それにしても、何だったんでしょうね。。。(謎)
スポンサードリンク