Arrows の日々をお届けしています。
先日、LSD&ファイナルを組み込んだデフキャリアを搭載にハタ坊さんが来ましたよ。 中古のデフキャリアにクラックが入って、そこからオイルが漏れているらしい。。。(怖)
下から覗いてみると、サイドフランジのシールから漏っているように見えますが・・・
デフキャリアを降ろしてみると、確かにクラックが入っている。。。 リングギアが外れて中で暴れた??? でも、それなら走ることは出来ないと思うのですが・・・。
そこで、中身を覗いてみると・・・リングギアではなくて、LSDが削れてましたよ。 ケースの内側は削れているというよりも剥がれ落ちているようにも見えます。 LSDだけがケースに当って・・・というのは考えられないし・・・かと言って、ケースの内側が剥がれ落ちるというのも・・・??? う~ん、解かりません。。。(謎)
中古の駆動系パーツの取り付けを依頼されることがあります。 以前は高かったS2000の中古パーツも、最近ではオークションなどで安く手に入るということもあり、非常に魅力ではありますが・・・駆動系の中古パーツの寿命は短いことが多いようです。 寿命が短いだけならまだしも、すぐに壊れるケースもありますから、やはりお勧めは出来ませんね。。。 スポンサードリンク
今日は風も強くて寒い一日でしたね~。
本日のメニューは、ハタ坊さんのLSD&ファイナル組み込み作業ですよ。
で、まずはLSDをバラします。 メーカーが出庫したままの状態では組み込みません。 Arrowsではセッティングを変えるために組み直しますよ。 どうしてそんなことをするのかは・・・Arrowsにきて聞いてください。(笑)
LSDの準備ができたら、デフキャリアをバラします。
ファイナルギアは4.4です。
ボルトやベアリング、シール類は新品に交換しますよ。 まぁ、当たり前のことをやってるだけなんですけどね。(笑)
LSDにサイドベアリングを圧入して、リングギアを取り付けます。
リジットタイプのディスタンスカラーは、クリアランスの変化が小さくピニオンギアとリングギアの歯当りを均一に出来るので、デフブローしにくくなります。
ピニオンギア&リングギアをデフキャリアに組み付けて、歯当りが適当かどうか確認します。 適当でなければ、もう一度バラしてピニオンギアのシムの厚みを変え、再度組み付けて歯当りを確認。 これを繰り返しながら歯当りを調整していきます。
最後にバックラッシュが規定値にあるかを確認して完成です。
今日は思ったより早く作業が終りました。(笑)
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