Arrows の日々をお届けしています。
昨日、ストリート用車高調(サスペンションキット TYPE‐S)の走行テストのため、再度ワインディングを走ってきました。 最初のテスト場所は神奈川県から山梨県に抜ける国道です。
ここは沢を跨ぐ橋が数多くあり、その度につなぎ目からの突き上げを受けることになります。 一昨日のテスト場所よりも路面の状況が良くないこともあり、「乗り心地」は・・・。(苦笑)
おおよそのスプリングレートは一昨日のテストで決まっているので、昨日はショックの減衰力を中心に繰り返しセッティングを行いました。 減衰力の変更で突き上げがどの程度和らぐかを1クリックずつ確認し、次のテスト場所に移動しました。
次のテスト場所は箱根のワインディングです。 ここの路面はかなり荒れていますが、フロントのキャンバーを起こしてきたため轍にステアリングをとられることもほとんどなく、先のテスト場所でショックの減衰力を落としてきたため「乗り心地」も良好でした。 しかし・・・
乗り心地を優先してショックの減衰力を落とすとステアリングレスポンスが悪くなり、スポーティな「走り」が出来なくなってしまいます。 ミニバンみたいな感じとでも言えば分かりやすいでしょうか・・・動きがかなりもっさりしてしまいます。
様々な自動車雑誌の取材で使われている某所でもテスト走行してみましたが、やはりショックの減衰力(特にフロント側)を上げたほうがスポーツカーらしい「走り」を得ることが出来るようです。
ストリート用車高調の場合、「乗り心地」と「走り」をどこでバランスさせるかが難しいところですね。 「乗り心地」の良い悪いの判断基準が人それぞれ違うというのがその原因だったりするのですが・・・そこに拘りすぎるとスポーツカーらしい「走り」が出来なくなってしまいますので、「純正並みの乗り心地」で「純正以上の走り」の出来る車高調を目指して、さらに走り込んでみたいと思います。スポンサードリンク