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Arrows の日々をお届けしています。
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86/BRZのドライブシャフト インボードの OH(オーバーホール)で、グリスの入れ替えを数多くやってきた Arrowsですが・・・OH後はどのクルマも調子良く走っているため、取り降ろして中の状態をみる機会がほとんどありません。 今回、OHしてからサーキット走行を中心に約 40,000㎞を走ったドライブシャフト(上の写真)のインボードを分解する機会を得ましたので、ご紹介したいと思います。

また、同じ車両で OHせずに約20,000㎞走行したドライブシャフト(下の写真)も入手しました。 こちらも分解し OHしたものと比較してみたところ・・・興味深い結果となりましたので、合わせてご紹介します。



まずは OH後約 40,000㎞使用したインボードの外観チェック!! OHをしていない(純正グリスをそのまま使用している)場合、グリスが液状化してブーツの間から染み出てくることが多々ありますが・・・OHしたインボードはOKでした♪



ブーツを外してみると・・・グリスがしっかりと中に留まっています。 優秀♪ 優秀♪



こちらは OH無し約 20,000㎞のインボード。 純正グリスとしては粘度が比較的高感じます。 



OH後約 40,000㎞のベアリングを引き抜いたところ。 粘度はやや落ちているように見受けられるものの、グリスがしっかり絡んでいるのが分かります。 グリスの粘度でケージ内にボールが留まったままなのも分かっていただけると思います。 優秀♪ 優秀♪



こちらは OH無し約 20,000㎞の中身は・・・グリスの粘度が低く、ケージ表面の金属の色が透けて見えてしまうほど流れてしまっています。 また、ケージ内にボールが留まれず落ちてしまいました。 OHしたものに比べて約半分の距離しか走っていないにも拘らずこの状態です。

この後、洗浄したベアリングを比較してみようと思いますが・・・ちょっと長くなるので、「ドライブシャフト インボード オーバーホール後の状態 ②」でご紹介したいと思います。




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