Arrows の日々をお届けしています。
Arrows NDロードスターは、今までオープンデフ(Sグレード標準)だったのですが・・・サーキットを走ると、リア内輪が空転してトラクションが掛らない場面が多々ありました。。。 そこでいよいよ、機械式 LSDを投入することにしましたよ♪
NDロードスターって、デフを外すのにサブフレームごと降ろさなくっちゃならないんですね。。。(汗) サブフレーム降ろすのに、マフラーやPPF(パワープラントフレーム)外さないとならないし・・・意外と面倒くさい。 S2000や 86/BRZはそんな必要はないんですけどね。(苦笑)
降ろしたところがコレ。 で、よ~く見てみると・・・キャリアとケースの接合部が面白い位置にあります。
割ってみると、サイドベアリングキャップがありません。 ケース本体をベアリングキャップの一部として使うことで、軽量化を図っているようです。 恐るべし、NDロードスター!!
他にも、軽量化への執念はこんなところにも・・・、
コンパニオンフランジ、薄!! すごいぞ、NDロードスター!!
ボルトヘッドがくり抜かれている!! やるな、NDロードスター!!
フランジも薄めに作られていますね。 サブフレームを車体側に固定するナット(S2000や 86/BRZはボルト)のフランジに至っては、「え!?」と思うくらいペラペラです。 そういえば・・・86/BRZは、マイナーチェンジでフランジを厚くしていたなぁ。。。 こういうところに各メーカーの考え方の違いが見えるのは面白いですね。
さぁ、今度の日曜日は筑波(TC1000)でテスト走行ですよ。 どんなタイムが出るのか、今から楽しみです♪
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昨日、ご来店いただいた NDロードスターのお客様とオイルの話になりました。 そろそろオイル交換の時期だけど、どこのオイルを入れたら良いのか迷っているとのこと。 みなさんは、どうしてますか? 粘度やグレード、ベースオイル、添加剤などウンチクを言い出すときりがありませんが・・・結局のところ、そのオイルを使って壊れなければ良いわけです。 更に付け加えるなら、エンジンやミッション、デフの寿命が長くなるなら最高です。
「値段の安いオイルをこまめに交換するのと、値段の高いオイルを長く使うのはどちらが良いの?」という質問を受けることがあります。 値段の高い(高性能なという意味)オイルをこまめに交換するのが良いに決まっています・・・が、だからと言って、トップエンドの高性能オイルを使う必要はないと考えています。
例えば、Arrowsでは「4CT-S」というワコーズさんの中でも中間グレードのエンジンオイルをお勧めしています。 S2000のような高回転型のエンジンで、富士スピードウェイを全開走行してもトラブルことはありません。
ミッションやデフオイルに関しては、「HG140R」や「HG250R」といったトップエンドのオイルをお勧めしています。 特に S2000や NDロードスターのようにオイル容量の少ない車種は油温が厳しい状況になりますから、サーキット走行ではこのような高性能オイルが必要となります。 もちろん、街乗りオンリーであれば、ここまでのオイルは必要ありません。
でも・・・NDロードスターのデフケースは冷却が厳しそうな形状をしているので、何らかの対策はしたほうが良いかもしれませんね。。。
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