Arrows の日々をお届けしています。
先日の話になりますが・・・筑波サーキットで走っていたお客さんから「ブレーキホースが抜けちゃった。。。」との電話がありました。 TC1000の1コーナーで抜けたらしいのですが、咄嗟にサイドブレーキを使って事無きを得たのは流石でしたね! S2000だと1コーナー手前で130km/h後半は出るので、ビギナーさんだと間違いなく・・・。(怖) 抜けた場所を聞くと「左後」ということで、店にあったホースを持って筑波サーキットへレスキューに向かいました。
で、現地に到着してみると・・・抜けたの「左前」じゃん!?(汗) ふふふ。。。 そんなこともあろうかと、ちゃんと「前後左右」全部持って行きましたよ、俺。
さて、上の写真を見て「やっぱ、ステンメッシュホースに変えないとダメなのかな?」と思う方もいらっしゃると思いますが・・・純正ホースもステンメッシュホースも関係ありませんよ。 どちらも抜ける時は抜けちゃいます。
「じゃあ、前兆は何かないのか?」というと・・・ブレーキペダルを踏む感覚的な違いを前兆として感じることは難しいかもしれません。。。
上はホースが抜けてしまう直前の非常に珍しい写真です。 見ていただくと分かりますが、バンジョーのカシメ部分からホースが抜け出しブレーキフルードが滲んでいます。 この時、ホイールの内側にブレーキフルードが垂れることがあります。 このカシメ部分の「ホースの抜け出し」と「フルードの滲み」、ホイール内側の「フルードの垂れ」が前兆となります。 ただし・・・この状態からそれほど距離を走らないうちにホースが抜けてしまうと考えられますので、走行前の細かいチェックが常に必要になりますね。
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