Arrows の日々をお届けしています。
「燃料が半分入っているにも拘らず、サーキットでガス欠症状が出るエスがあるということで、その原因を調べてみます。」と言っていながら既に1ヶ月・・・「気になって夜も眠れないじゃないか~!!」と言うみなさん、大変お待たせしました~!!(笑) 今回は燃料の代わりに色水を使って調べてみましたので、じっくりとその様子をご覧あれ!!
今回の実験では、横Gによる燃料の偏りを燃料タンクを傾けることで再現してみました。 実際は車体が揺れているので忠実とは言い難いですが・・・どんな状況になっているのかをある程度把握することは出来ると思います。
<7L/0°>
燃料タンクが完全に空の状態から燃料の代わりに色水を7L入れたときの写真です。(燃料タンクは水平状態です。) 7Lというのは燃料センサーを動かすフロートが浮くか浮かないかの状態・・・つまり、メーター読みで“ゼロ”の状態だと思ってください。 ご覧の通り、フルターが辛うじて浸かっている状態です。
<7L/R45°>
燃料7Lのまま、横方向へ1Gかけながら左コーナーを旋回している状態を再現するため、タンクを45°傾けてみました。 写真のようにポンプが燃料を吸えるのか微妙な感じです。。。 車体が揺れていれば、バットの中の燃料が更に少なくなっていることも予想されます。
<7L/L25°>
右コーナーでの状況を再現しようと燃料タンクを傾けてみましたが・・・観察用に開けた穴から色水がこぼれてしまうため、25°までしか傾けることが出来ませんでした。 この程度なら何の問題も発生しなさそうです。
<28L/0°>
燃料タンクが完全に空の状態から28Lの色水を入れたところです。 メーター読みで丁度“半分”のところがこの状態です。 バットの後方が低くなっているため、内と外が色水で繋がっているのが分かると思います。
<28L/R45°>
45°右へ傾けてみました。 <7L/R45°>よりも、バット内の色水の量が若干多いようですが、フィルターの半分上が剥き出しになってしまっています。
<28L/L25°>
左へ25°傾けた状態です。 これならポンプがエアを吸うことはなさそうです。
以上、簡単な実験をしてみました。 実際はもっと強い横Gを受ける場合もあるでしょうし、クルマのロール量や加減速G、前後の車高バランスなどによっても燃料の偏りは変化するでしょうから完全に原因を把握したとは言えませんが、燃料が半分でもガス欠症状が出る可能性はありそうですね。。。スポンサードリンク
今回の実験では、横Gによる燃料の偏りを燃料タンクを傾けることで再現してみました。 実際は車体が揺れているので忠実とは言い難いですが・・・どんな状況になっているのかをある程度把握することは出来ると思います。
<7L/0°>
燃料タンクが完全に空の状態から燃料の代わりに色水を7L入れたときの写真です。(燃料タンクは水平状態です。) 7Lというのは燃料センサーを動かすフロートが浮くか浮かないかの状態・・・つまり、メーター読みで“ゼロ”の状態だと思ってください。 ご覧の通り、フルターが辛うじて浸かっている状態です。
<7L/R45°>
燃料7Lのまま、横方向へ1Gかけながら左コーナーを旋回している状態を再現するため、タンクを45°傾けてみました。 写真のようにポンプが燃料を吸えるのか微妙な感じです。。。 車体が揺れていれば、バットの中の燃料が更に少なくなっていることも予想されます。
<7L/L25°>
右コーナーでの状況を再現しようと燃料タンクを傾けてみましたが・・・観察用に開けた穴から色水がこぼれてしまうため、25°までしか傾けることが出来ませんでした。 この程度なら何の問題も発生しなさそうです。
<28L/0°>
燃料タンクが完全に空の状態から28Lの色水を入れたところです。 メーター読みで丁度“半分”のところがこの状態です。 バットの後方が低くなっているため、内と外が色水で繋がっているのが分かると思います。
<28L/R45°>
45°右へ傾けてみました。 <7L/R45°>よりも、バット内の色水の量が若干多いようですが、フィルターの半分上が剥き出しになってしまっています。
<28L/L25°>
左へ25°傾けた状態です。 これならポンプがエアを吸うことはなさそうです。
以上、簡単な実験をしてみました。 実際はもっと強い横Gを受ける場合もあるでしょうし、クルマのロール量や加減速G、前後の車高バランスなどによっても燃料の偏りは変化するでしょうから完全に原因を把握したとは言えませんが、燃料が半分でもガス欠症状が出る可能性はありそうですね。。。スポンサードリンク