Arrows の日々をお届けしています。
FSSTで活躍しているお客様の 86ミッションをオーバーホールしています。 4速の入りが悪いということでしたが・・・
4速ギア
ピントが合っていませんが・・・チャンファと呼ばれる部分が削れているのが分かっていただけると思います。 これでは4速へのシフトを受け付けてくれませんね。。。(涙) ギア鳴りも酷かったのではないかと思われます。 他のギアはというと・・・
2速ギアも・・・(涙)
3速ギアも・・・(涙)
3速ギアに至っては、削れているというよりも欠けているようにも見えますね。 86/BRZのミッションをオーバーホールすると、このような状態のものが少なくありません。 サーキットを走るっているということもありますが・・・他の車種よりも少ない走行距離でこのような状態になってしまうようです。 また、86/BRZはパワーのあるターボ車のようにヘリカルギアの部分が破損することはありませんが・・・チャンファと呼ばれる部分が削れてしまいギアが入り難くなるため、ギア本体の交換が必要となってしまいます。
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NDロードスターのフロントキャリパーです。 走行距離にして約 14,000㎞(月に 1~2度のサーキット走行)での状態です。 見ての通り、ダストブーツが破れていたのでオーバーホールすることになりました。。。(涙) ブレーキパッドの交換時に発見しましたので、もっと早い段階で破れていた可能性がありますね。
上はピストンを抜いた状態の写真です。 ダストブーツが破れゴミやカスが侵入してピストンに固着したり、雨水が入り込んでピストンが錆びたりすると、ダストブーツの内側のオイルシール(矢印で示した部分)を傷付けてブレーキフルードが漏れる原因になります。 安全のため、定期的に点検して破れていれば交換しましょう♪
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