Arrows の日々をお届けしています。
昨日ご来店いただいたお客様と 86のドライブシャフトインボードの話になりました。 インボード内部の状態が良ければグリスを入れ替えるだけでも寿命が大幅にアップしますから、早めのオーバーホール(OH)をお勧めします。 ということで・・・先日 OHした 86のドライブシャフトのインボードです。
ブーツからグリスが漏れ始めています。 すでにグリスが液状化していると思われます。 クルマの下を覗いてこの周辺が湿っているように見えたら要注意ですよ。
開けてみると、こんな感じでした。 でも、まだ少し粘度が残っているかな?
洗浄中♪
意外と・・・
状態が・・・
良いですね♪ これならグリスを入れ替えるだけで大丈夫ですね。
これでまた元気に走れますね♪
86のミッションをオーバーホール(OH)していますよ。
全部バラして各パーツの状態をチェックしていきます。
洗浄台でパーツを一個一個洗っていきますよ。 走行距離が多いミッションなのか、シンクロとの当り面の摩耗が進んでいます。 チャンファにも痛みが出始めていました。
スマホで撮った写真なのでピンボケが酷いですが・・・チャンファと呼ばれる部分が削れてしまっているのが分かっていただけると思います。 このミッションは各ギアのチャンファが痛んでいました。
シンクロリングです。 矢印で示したチャンファと呼ばれる部分が削れてしまっているように見えますが、実は新品でもこんな感じです。 サーキット走行をする86/BRZがギア鳴りを起こしやすいのは、シンクロリングが一因だと Arrowsでは考えています。
前もって取り寄せておいたパーツから必要なものを選別します。 今回はちょっと多めになりました。
ケース類もしっかりと洗浄しますよ。
オイルブッシュがケースから抜け出していないかチェックします。 幸いにも、Arrowsでオイルブッシュが抜け出たミッションを見たことはないのですが・・・オイルブッシュはパーツとして出てこないためケースごと交換か、強化ブッシュを打ち込むことになります。 最初から強化ブッシュを打ち込むこともできますので、ご希望の方はご相談ください。
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86ミッションオーバーホール(OH)のご依頼をいただきましたよ。 ありがとうございます♪ 早速、ミッションを取り降ろし、フロアシフト コントロールシフトレバー リテーナ(長いな!)を外すためシフトレバーピンを抜こうとしたところ・・・
なんと、左側のシフトレバーピンがありませんよ!!(汗)
右側は・・・ありました♪ 何で左側だけなくなっちゃったんでしょ???
シフトレバーピンは回してロックを外しこんな感じで抜きます。 車体にミッションが搭載されている状態では、センタートンネルとの距離が近いためシフトレバーピンが抜け落ちるにはクリアランスがギリギリ足りなかったと記憶しているのですが・・・むぅ。。。
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